2006 中2数学 基本解説 (式の計算5 文字式の利用 ) 氏名( ) AQ205
【解説1】 文字による偶数・奇数の表し方 【問題1】次の問いに答えなさい。
偶数とは→ 2の倍数 → 2,4,6,8,・・・・
奇数とは→ 2の倍数以外 → 1,3,5,7,・・ @ 整数をχとして連続する3つの整数を
χを使って表しなさい。
@自然数を2倍にすると偶数になるから
ある自然数をnとすると偶数は2nと表せる。
自然数 → 1,2,3,4,5,・・ n ・・・
2倍すると↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ A 自然数をχとして連続する3つの偶数を
偶数 ← 2,4,6,8,10,・・2n・・ χを使って表しなさい。
A偶数から1をひくと奇数になるから自然数をn
とすると奇数は2n−1 と表せる。
B 自然数をχとして連続する3つの奇数を
偶数 → 2,4,6,8,・・・ 2n ・・・ χを使って表しなさい。
1ひくと↓ ↓ ↓ ↓ ↓
奇数 ← 1,3,5,7,・・・2n−1・・
要点 自然数をnとしたとき
偶数は2n, 奇数は2n−1と表せる。 C 奇数と偶数の和が奇数になることを説明した
次の文の( )にあてはまるものを入れなさい。
[4,4+1,4+1+1] 自然数を表す文字を a,b とすると
B連続した3つの整数は 4,5,6 のように 奇数は ( ) と表され、
1つずつ大きくなっているから 偶数は ( ) と表される。
連続した3つの整数を始めの数をnとして表すと その和は
n,n+1,n+2 と表せる。 ( )+( )
( 中央の数をnとすると n−1,n,n+1 ) =2a−1+2b
=2( )−1 で、偶数−1 になる。
+2 +2
C連続した3つの奇数は 5,7,9 のように だから、( )は奇数になる。
2つずつ大きくなっているから
連続した3つの奇数を始めの数を2n−1と
して表すと 2n−1,2n+1,2n+3と 【問題2】次の問いに答えなさい。
表せる。 ↓
( 2n−1+2=2n+1 ) @ 十の位の数をχ,一の位の数をyとして
χ,yを使って2けたの整数を表しなさい。
【解説2】 文字による2けたの整数の表し方
@位の数
2けたの整数53の 一の位の数は 3
2けたの整数53の 十の位の数は 5 A 2けた正の整数と、その整数の十の位の数と
一の位の数を入れかえた2けたの整数との差
A2けたの整数53は 50+3=10×5+3 は9でわり切れることを説明しました。
だから [ ただしχ>yとします ]
十の位の数をa,一の位の数をbとすると ( )にあてはまるものを入れなさい。
2けたの整数は
10×a+b=10a+bと表せる。 はじめの整数の十の位の数をχ,一の位の
数をyとすると、この整数は( )
( 注:ab=a×bだからabとは表せない ) と表され、十の位の数と一の位の数を入れ
かえた整数は( )と表される。
B2けたの整数10a+bの一の位と十の位の数 2つの整数の差は
を入れかえた整数は 10b+a と表せる。 ( )−( )
a, b b, a =10χ+y−10y−χ
↓↓ ↓↓ =9χ−9y=9( )で( )×整数と
53の一と十の位の数を入れ替えると35 なる。だからこれは9でわり切れる。
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