2006 中2数学 基本解説 ( 確率3 意味,求め方1 ) 氏名( )AQ236
【要点1】 確率の意味 【問題1】袋の中に赤玉3個,白玉5個,青玉2個
が入っている。この袋から玉を1個取り出す
@ あることがらの起こることを期待させる とき、次の問に答えなさい。
程度を表す数を、そのことがらの起こる @ 玉の取り出し方は全部で何通りですか。
確率という。
(あることがらが起こることが期待される割合)
A 白玉がでる確率を求めなさい。
A あることがらが起こりうる数を場合の数
という。
【要点2】 確率の求め方 B 赤玉または白玉の取り出し方は何通りか。
起こることが全部でn通りあって、そのうち
aの起こる場合がa通りであるとき、 C 赤玉または白玉のでる確率を求めなさい。
ことがらAの起こる確率Pは
a あることがおこる場合の数
確率P= = D 赤玉または青玉のでる確率を求めなさい。
n すべての場合の数
(起こることが同様に確からしいとするとき)
【問題2】 袋の中に 1 ,2 ,3 ,4 ,5
のカードがそれぞれ1枚ずつある。これに
【確認問題1】袋の中に赤玉3個,青玉2個,白玉 ついて後の問(1),(2)に答えなさい、
4個がはいっている。この中から玉を1個とり (1) これらから2枚のカードを取り出して並べ,
出すとき、次の問に答えなさい。 2けたの整数をつくるとき,@〜Cに答えよ。
@ とり出した玉が白玉である確率を求めた。 @ 全部で何通りの整数ができますか。
にあてはまるものをかきなさい。 (解)
すべての場合は
3+2+ = 通り
白玉をとり出す場合は 通り
よって確率は
A 整数が偶数になる場合は何通りありますか。
A とり出した玉が赤玉である確率を求めなさい。
B 整数が偶数になる確率を求めなさい。
【確認問題2】袋の中に 1 ,2 ,3 ,4 の C 整数が5の倍数になる確率を求めなさい。
カードがそれぞれ1枚ずつある。その中から (解)
2枚のカードをとり出して並べ,2けたの
整数をつくるとき、6の倍数になる確率を
求めた。 にあてはまるものをかきなさい。
すべての場合の数は (2) この5枚のカードから1枚ひいて、その数を
2 1 1 1 十の位にし、そのカードをもとにもどし、
1 3 2 3 3 2 4 2 ふたたび1枚のカードをひいて、その数を
4 4 4 3 一の位にして2けたの整数をつくるとき、
の 通り この整数が4の倍数となる確率を求めよ。
(解)
6の倍数は 12, , の3通り
したがって確率は
=
12
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