2006 中2数学 基本解説 ( 確率4 求め方2 ) 氏名( )AQ237
【要点1】 あることがらの起こらない場合の数 【問題1】2つのさいころA,Bを同時に投げる
とき、次の問に答えなさい。
● 〜とならない場合の数は、 @ すべての場合の数を求めなさい。
(すべての場合の数) − (〜となる場合の数)
(例) 1つのさいころを投げて1の目がでない
場合の数は 6−1=5(通り)
【確認問題1】ジョーカーを除く52枚のトランプ
を裏向きにしてから1枚取り出すとき、 A 目の数の和が4以下となる確率を求めなさい。
次の問に答えなさい。
@ 6のカードがでる場合の数を求めなさい。
B 少なくとも1つは奇数の目がでる確率を求めよ。
A 6のカードがでない場合の数を求めなさい。 (解)
(式)
【要点2】 少なくとも 〜 である確率
● 少なくとも 〜 である確率の問題を解くときは
とらえ方をかえて考える。
[例] 【問題2】あたりくじ2本,からくじ3本でできて
@ 少なくとも1個は白玉である いるくじがある。このくじを2本同時にひく
=白玉が1個でも何個でも含まれればよい とき、次の問に答えなさい。
=白玉を含まないもの以外のすべて @ あたり,はずれの出方は何通りあるか求めよ。
[解]
A 少なくとも1本は当たりである
=すべてはずれを除いた残り全部
【確認問題2】袋の中に赤玉4個,白玉2個が
入っている。この中から同時に2個取り出す
とき、次の問に答えなさい。
@ すべての場合の数を求めなさい。
A 1本はあたりくじで,もう1本はからくじ
である確率を求めなさい。
[解]
A 少なくとも1個は赤玉が出る確率を求めた。 A すくなくとも1本はあたりくじである確率を
にあてはまるものをかきなさい。 求めなさい。
[解]
少なくとも1個は赤玉の場合は赤玉が含まれ
ればよいから すべて を除いた残りの
全部。すべて白玉の場合の数は 通り
だから少なくとも1個は赤玉の場合の数は
15− = (通り)
したがって少なくとも1個は赤玉が出る確率は
15
|